サンダル 2007/05/23 (Wed)

学費を稼ぐため、深夜のアルバイトを探していた。
７０年代　徹夜で8,000円の募集広告　しかもガテン系じゃない！
場所は中央線高円寺　住んでいる所は当時、小田急線千歳船橋だったか・・・

面接に行く
仕事内容は深夜の血液検査
職場を案内してもらった
数人が多数の試験管にスポイトで検査薬（たぶん）を垂らしている
しかも試験管は無数にあった
それまで、ビルの床清掃、測量などいかにもアルバイト的なことばっかりだったので、どうも違和感があった
深夜の仕事　その年はもう大学の単位をあきらめていた訳だ

面接担当の気のいいおじさんが言った
「楽な仕事ですよ･･･サンダル持ってきた？」
職場の性質上、Pタイルの上をサンダルで歩くことが義務付けられていたようだ
「はい、持って来ました」
「じゃ、ここが君のサンダル置き場にしましょ～」
つまり即決だった。
面接前に、サンダル持ってきて下さい、という項目があったし･･･

帰宅途中、阿佐ヶ谷の友人を呼び出し呑んだ

「そのバイト･･･危なくね～？血液検査だろ？」
なんて会話のオンパレード
もとより、なんとなく無数の試験管に少し、恐怖と怖れを感じていたのも事実だ
「深夜のバイトなんて、大学どうするの･･･友人関係もでたらめになっちゃうんじゃないの？」
だよな～

だんだん行く気が失せちゃた！　笑
出勤日も連絡せずにシカト･･･

あの新品のサンダルはあのロッカーにまだあるのだろうか・・・て、２７~８年前なんですけどね･･･

面接のおじさん　スマン！

スマン！話続きます～